1890年(明治23年)に創業した岡田屋は、明治、大正、昭和、平成にわたって、時流にマッチしたビジネスを展開し続け、2015年で125周年を迎えました。 社名にもあるように、横浜、ひいては神奈川県を中心に、地域主義ということを大切に考えて活動をしています。横浜岡田屋のメインブランドでもある「MORE’S」も、常に「お店の周りにいるお客様が何を求めているのか」を基本にして、地域の方と一緒に成長していきたいと思っております。これまでの125年を支えてくださったお客様、地域の皆さまに感謝申し上げます。 これまで私たち社員が常に行動の拠り所にしてきた「前向き宣言」。これは「私たちは今日も一日、お客様の喜びを、私たちの喜びとして、企業の発展と、自らの成長のため、前向きに行動し、目標に挑戦します」という一文でまとめられた社訓のようなものです。そして、岡田屋125周年を迎えた今こそ大切にすべきものとして、私は社員に「はじまりはおしゃべりから」ということを伝えています。「おはよう」からはじまるコミュニケーションを、もう一度大切にしよう。家族のように、みんなで生活するように支えあって働く横浜岡田屋の原点は、ここにあるのではないでしょうか。社員同士のコミュニケーションを大切にすれば、お客様へも同じように温かく接することができる。私はそう信じています。 岡田屋の歴史は変化への対応の歴史。変わることを恐れず挑戦し続けてきました。お客様・お取引先・社員とその家族にとって良い会社であるために、時流に合わせたニーズに応えて進化しています。125年という年月を重く感じることもありますが、なにより大切なのは今、そしてこれから。横浜岡田屋が目指すのは、社員が人生を賭けてここで働いてよかったと思える会社、若い人がここで働きたいと思える会社を作ることです。控えめで小さい、けれど力強い。そんな持ち前の前向きさで、岡田屋125周年を迎えた今、新たな一歩を踏み出していきます。
株式会社   横浜岡田屋
代表取締役社長